革靴の弱点「かかと内側」と「中敷き」
ビジネスマンの足元を支える革靴。
しかし、履いていくうちに かかと内側の擦れや破れ、中敷きの劣化 が起こるのは避けられません。
「靴の中がボロボロで、履き心地が悪い」
「インソールが潰れて足が痛い」
そんな時に効果的なのが かかと内側の革張り替え&中敷き交換 です。
今回の修理事例
お預かりしたのは、リーガルの黒ストレートチップ。
日本の老舗ブランドらしく、堅牢でシンプルな造りが魅力です。
修理前の状態
- かかと内側の革が擦れて破れていた
- インソールが潰れてへたり、履き心地が悪化
- 革靴の見た目はまだ良好だが、中の傷みで快適さが失われていた

修理内容
- かかと内側(腰裏)の革を張り替え
擦れて破れた部分を新しい革で補強。見た目も快適性も回復。 - インソール交換
新品の中敷きを敷き直し、クッション性を復活。
修理後は新品同様の快適さを取り戻しました。
靴の内側が傷む原因
- 歩行時の摩擦
- 汗による湿気や蒸れ
- サイズの合わない靴を履き続ける
- 長時間の使用による経年劣化
革靴はアッパー(外側)よりも、内側が先にダメになることが多いのです。
予防策としては、毎回履くときに靴ベラを使って履くくらいで、それでも傷みやすいですね。
修理のメリット
- 外観はそのまま、中の快適性を回復
- 新品購入よりコストを抑えられる
- 足に馴染んだ靴を長く履き続けられる
特にリーガルやチャーチなどの高品質な革靴は、アッパーさえ健在なら修理で何年も履けます。

👑 人気の紳士靴ブランドランキング(修理依頼数ベース/2025年)
1位:REGAL(リーガル)
2位:SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)
3位:Allen Edmonds(アレンエドモンズ)
4位:Church’s(チャーチ)
5位:J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)
いずれも修理で長持ちするブランドとして人気です。
シューキーパーのすすめ
修理に加え、日常のケアも重要です。
特に 甲の履きジワ対策にはシューキーパー が有効。
- 型崩れ防止
- 革のシワ伸ばし
- 吸湿効果
高級なものから100円ショップの簡易品まであります。
是非、1,000円程度のものをご購入していただけるとキーパー無しではなにか足りないように感じてきますよ。
よくある質問(FAQ)
Q. かかと内側の革が破れたまま履き続けるとどうなりますか?
A. 破れが広がり、靴下やアッパーにまでダメージが及ぶ可能性があります。早めの修理がおすすめです。
Q. インソール交換はどのくらいの頻度が良い?
A. 使用頻度にもよりますが、1〜2年に一度は交換すると快適です。消耗品だと割り切りましょう。
Q. 修理にどのくらい時間がかかりますか?
A. かかと内側+中敷き交換で約1週間程度です。
修理費用・納期の目安
修理内容 | 費用(税込) | 納期 |
---|---|---|
かかと内側革張り替え(片足) | ¥2,200〜 | 約1週間 |
かかと内側革張り替え(両足) | ¥4,400〜 | 約1〜2週間 |
中敷き交換 | ¥1,500〜 | 1日〜3日 |
お客様の声
- 「中が破れて履きにくかったのに快適になった!」
- 「まだまだ使えるとわかって嬉しい」
- 「修理後は新品みたいで気持ちがいい」

まとめ|靴の中を直せばまだまだ履ける
革靴は外側が丈夫でも、内側は摩耗しやすいのが現実。
しかし、かかと内側の革張り替えや中敷き交換をすれば、履き心地も美しさも復活します。
「まだ外はキレイなのに…」という靴も、ぜひ修理を検討してください。