こんにちは!ミスタークイックマンです。
今回は冬に多いトラブル「ショートブーツのファスナーが壊れた!」という事例を解説します。
見た目はまだまだキレイなのに、ファスナーの引手(スライダー)が取れてしまうと一気に履けなくなってしまいますよね。そんな時でも諦めないでください。
実は「スライダー交換」という修理で、見違えるほど快適に復活させることができるんです。
ショートブーツのファスナーが壊れた!よくある症状
今回お預かりしたのはショート丈のブーツ。
革の状態も良好でまだまだ履けるのに、ファスナーの引手がポロッと取れてしまったとのこと。
実はこのトラブルはとても多く、特に冬場に集中します。
厚手の靴下でブーツを脱ぎ履きする回数が増えると、ファスナー周辺に負荷がかかりやすくなるためです。
ファスナー修理は大きく2パターン
パターン | 状況 | 修理内容 |
---|---|---|
① スライダー(引手)が壊れた | 引っ張る部分が折れた・取れた | スライダーのみ交換で対応可能 |
② レール(務歯)が壊れた | 噛まない・裂けた | ファスナー全体の交換が必要 |
つまり「引手だけ壊れたケース」は軽症で、「レールが壊れたケース」は重症。症状によって修理内容が変わります。
スライダー交換の修理工程
- 壊れたスライダーを取り外す
- 似たサイズ・形状のスライダーに交換
- スムーズに開閉できるか確認
- 金具のかしめ直しと仕上げ

海外製や特殊仕様のファスナーでは、部品が合わないこともあります。その場合はファスナー全交換をご提案することもあります。
修理後の仕上がり
交換後は見た目にも違和感がなく、開閉もスムーズ。「買い替えずに済んで助かった!」と喜ばれるケースが非常に多いです。お気に入りの靴をまた長く使えるのは大きな魅力ですよね。

修理料金と期間
修理内容 | 料金(税込) | 所要日数 |
---|---|---|
スライダー交換(片足) | 2,200円~ | 2~3日 |
ファスナー全交換(片足) | 6,600円~ | 約1週間 |
修理 vs 買い替え|費用シミュレーション
選択肢 | 費用目安 | 使用可能年数 |
---|---|---|
スライダー交換(片足) | 2,200円 | 2~3年延命可能 |
ファスナー全交換(片足) | 6,600円~ | 3~5年延命可能 |
新品買い替え | 15,000円~30,000円 | 新品のため10年近く履ける可能性 |
「まだ革はきれいだから修理したい」という方にはスライダー交換がベスト。
買い替えの約1/10の費用で済み、経済的にもサステナブルな選択です。
補足コラム|ファスナーの種類と豆知識
ファスナーには大きく3種類あります。
- メタルファスナー:耐久性が高く、ブーツやジーンズに多い
- コイルファスナー:柔軟性があり、スニーカーやバッグに多用
- ビスロンファスナー:軽量でアウトドア用品に多い
ブーツには主にメタルが使われることが多く、強度は高いですが引手部分は負荷で壊れやすい弱点があります。
補足コラム|修理でCO₂削減につながる!
靴を修理して使い続けることは環境面でも大きな意味があります。新品ブーツを1足製造するには数kgのCO₂が排出されるといわれています。引手交換のような小さな修理で数年延命できれば、廃棄削減+資源節約につながり、サステナブルファッションの実践となります。
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- バッグのファスナー引手交換
- 財布のファスナー修理(スライダー交換)
- スーツケースのファスナー修理
靴だけでなくバッグや財布など「ファスナーの引手トラブル」は非常に多く、修理のニーズが高い分野です。
こんな方におすすめ
- お気に入りのブーツをまだまだ履きたい方
- 買い替えよりも費用を抑えたい方
- 環境に配慮してモノを大切に使いたい方
口コミ・お客様の声
「すぐ直してもらえて助かりました。新品みたいに動きがスムーズ!」
「ブランドブーツがまた履けるようになり、とても満足です。」
まとめ|諦めずに修理で長く履こう
ショートブーツのファスナー引手トラブルは「スライダー交換」で直るケースがほとんどです。新品の購入より安く、環境にも優しい選択。困った時はぜひ一度ご相談ください。ミスタークイックマンでは豊富な修理実績をもとに、職人が一つひとつ丁寧に対応いたします。