こんにちは!ミスタークイックマンです。
雨の日でも活躍するスニーカー。履きやすさが魅力ですが、どうしても カカトのすり減り が早いのが悩みのタネですよね。
スニーカーと修理の関係
スニーカーは「履きつぶして買い替えるもの」というイメージが強いアイテム。
しかし、愛着のある一足は簡単に手放したくないものです。
特に人気ブランドのVANSやNIKE、adidasなどはデザイン性も高く、同じモデルを探しても廃番になっている場合が多々あります。
そんなときに役立つのが カカト修理。
今回ご紹介する事例は、VANSのスリッポンタイプ。シンプルな構造のため修理可能で、費用は2,000円(税別)と非常にリーズナブルです。
実際の修理工程
1. 状態確認
まずはお預かりしたスニーカーの状態を確認。
外見はまだまだキレイですが、後ろから見るとカカト部分が斜めにすり減っているのがわかります。
「スニーカーって修理できないのでは?」と思われがちですが、実はカカト部分を補修することでまだまだ履き続けることができます。
2. 修理用ゴムの選定
スニーカーのカカトには専用のラバー素材を使用。
滑りにくく耐久性もあるゴムを選び、厚みを合わせて加工します。
3. カット・接着・圧着
カカトの形状に合わせて修理材をカットし、専用接着剤で圧着。
強度を確保するため、圧力をかけてしっかり定着させます。
4. 仕上げ
余分な部分を削り、見た目が自然になるよう仕上げます。
新品同様とまではいきませんが、日常使いには十分な仕上がりです。
豆知識:スニーカーのソール素材
スニーカーのソールには主に以下の素材が使われています。
- EVA(エチレン酢酸ビニル):軽くてクッション性が高い。ランニングシューズに多い。
- ラバー(ゴム):摩耗に強く、グリップ性が高い。バスケットシューズやスケートシューズに多い。
- ポリウレタン:柔らかく衝撃吸収性に優れるが、加水分解で劣化しやすい。
特にVANSのスリッポンは バルカナイズド製法 を採用。ソールとアッパーを加硫接着しており、柔軟性と耐久性のバランスが良いのが特徴です。
スニーカーリユース市場の拡大
近年、スニーカーは「消耗品」から「資産」へと変化しています。
ナイキの「エアジョーダン」やadidasの「イージー」など、限定モデルは中古市場で高額取引されることも珍しくありません。
さらにSDGsの観点から、修理・リユースの需要が高まっています。
メーカー公式で修理サービスを始めるブランドも登場しており、「お気に入りを直して長く履く」 ことが時代に合った選択になってきています。
修理と買い替えのコスパ比較
新品を買うと8,000〜15,000円はかかるスニーカー。
一方、カカト修理は2,000円〜3,000円程度。
もちろん新品の気持ち良さも魅力ですが、「デザインが気に入っている」「まだ全体はキレイ」 という場合、修理のほうが圧倒的にコスパが良いといえます。
こんな方におすすめ
- お気に入りのスニーカーを長く履きたい方
- 廃盤モデルや限定品を大切に使いたい方
- 買い替えるよりコストを抑えたい方
- サステナブルな暮らしを実践したい方
人気スニーカーブランドランキング(2025年版)
- NIKE(ナイキ)
- adidas(アディダス)
- New Balance(ニューバランス)
- VANS(ヴァンズ)
- Converse(コンバース)
いずれも修理のご依頼が多いブランドです。
まとめ
今回は VANSスリッポンのカカト修理 をご紹介しました。
「スニーカー=履き捨て」というイメージはもう古い!
修理やカスタムを取り入れることで、思い出の一足を長く履き続けることができます。
大阪・神戸エリアのミスタークイックマン各店では、スニーカー修理も受付中。
ぜひお気軽にご相談ください。