サイドゴアブーツはなぜゴムが伸びるのか?
お気に入りのブーツを長く履き続けたい――。
そんな願いを持つ方にとって、意外と大きな悩みとなるのが「サイドゴアの伸び」です。
特にリーガルのような定番ブランドのサイドゴアブーツは、履き心地の良さとデザイン性から人気が高い反面、毎日の脱ぎ履きでゴムが劣化してしまいます。
本記事では、実際の修理事例をもとに、サイドゴア交換修理の流れや費用、メリットについて詳しく解説します。
リーガルのサイドゴアブーツ修理依頼事例
今回ご依頼いただいたのは、数年間愛用されてきたリーガルのサイドゴアブーツ。
「気に入っているけど、最近フィット感がなくなってきた」とお持ち込みいただきました。
確認すると、サイド部分のゴムが大きく伸びてしまい、靴を履いたときに隙間ができていました。
これではせっかくのフォルムが崩れ、歩行中に脱げやすくなるリスクもあります。

ゴム交換修理でフィット感を取り戻す方法
サイドゴア部分を新品に交換することで解決します。
- 片側だけ交換も可能ですが、左右のバランスを考慮すると両面交換が安心。
- ゴムの色はオリジナルに近いものを使用し、違和感なく仕上げる。
- 強度のある伸縮素材を選ぶことで、再び快適なフィット感が復活。
作業時間は数日〜10日程度。見た目も履き心地も新品に近い状態に戻ります。
サイドゴア交換が必要になる理由と寿命
サイドゴアは「消耗品」と言えるパーツです。
平均して3〜5年で劣化が始まりますが、使用頻度や環境によってはもっと早く伸びる場合もあります。
靴修理の現場では、リーガル・ドクターマーチン・トリッカーズなど、あらゆるブランドのサイドゴア交換依頼があります。特にビジネスユースで日常的に履かれる場合、ゴムの劣化は避けられません。
修理と新品購入のどちらが得?比較表で解説
項目 | 修理 | 新品購入 |
---|---|---|
費用 | 2,750円〜8,800円程度 | 30,000円〜50,000円 |
所要時間 | 数日〜10日程度 | 即日購入可 |
メリット | 履き慣れた靴を継続使用可能 | 新品のデザイン・質感 |
デメリット | 他の部分が劣化している場合も | 足に馴染むまで時間が必要 |
サイドゴアブーツ修理がおすすめな人
- 長年履き慣れたブーツをまだまだ使いたい
- リーガルや高級ブランド靴を愛用している
- 足に馴染んだフィット感を失いたくない
- 愛着のある靴を大切に履き続けたい
実際のお客様の声
「サイドゴアが緩んで脱げやすくなって困っていましたが、交換修理でピッタリに戻りました!また大切に履きます。」
「新品を買い直すよりもコスパが良く、仕上がりも自然で驚きました。」
よくある質問(Q&A)
Q. 修理費用はいくらですか?
→ 片足1面2,750円〜、両足4面なら8,800円~が目安です。
Q. 色違いのゴムにできますか?
→ ゴム色で取扱いしているのは黒と濃茶の2色となります。
Q. 他ブランドのサイドゴアも対応可能ですか?
→ もちろん可能です。リーガル以外でも修理事例は豊富にあります。
まとめ:買い替え前に修理という選択を
サイドゴアは必ず劣化していくパーツですが、交換することで再び快適に履き続けられます。
特にリーガルのサイドゴアブーツは、長く使うことで愛着も深まる一足。
ゴムの伸びに悩んだら、買い替える前にぜひ修理をご検討ください。