秋冬の足元に欠かせないスエードブーツ。
しかし、いくらアッパー(外側の革)が丈夫でも、ライニング(内側の革や布地) は意外と傷みやすい部分です。
今回は、スエードブーツのライニング破れを修理した事例をご紹介します。
「まだ履けるけど、中が破れて不快…」そんなお悩みを解決します!
ライニング破れとは?
ライニングとは、ブーツ内側に貼られた革や布地のこと。
足当たりを柔らかくし、快適さと耐久性を補う役割があります。
しかし以下のような原因で破れが発生します。
- 摩擦や蒸れによる劣化
- 足首部分の繰り返しの動き
- サイズが合っていない靴の使用
- 長期間の着用による経年劣化
一度破れると、履き心地が悪くなり、さらに破れが広がることもあります。
今回の修理事例

今回お預かりしたのは、黒スエードのショートブーツ。
修理前の状態
- 内側のライニングが大きく破れていた
- 履くたびに足が引っかかり不快
- 放置するとアッパー革まで影響する恐れあり
修理内容
- ライニング上部の黒スエードを丸ごと交換
- 外側から見ても違和感のないように縫製
- ステッチも元通りに走らせ、自然な仕上がり
修理後
外見からは修理跡がまったく分からず、新品同様の見た目と快適さを取り戻しました。

修理のメリット
- 外観を損なわず修理可能
- 足当たりの快適さが復活
- 破れの広がりを防止
- ブーツの寿命が大幅に延びる
特にスエードは「味」と「高級感」が魅力。
ライニング修理をすれば、お気に入りを長く愛用できます。
👑 人気のブーツブランドランキング(修理依頼数ベース/2025年)
当店で修理が多いブーツブランドをランキング形式でご紹介します。
1位:RED WING(レッドウイング)
2位:Dr.Martens(ドクターマーチン)
3位:Clarks(クラークス)
4位:Timberland(ティンバーランド)
5位:REGAL(リーガル)
いずれもライニング修理やソール交換の依頼が多く、長年履き続ける方が多いのが特徴です。
よくある質問(FAQ)
Q. ライニング破れは放置しても大丈夫?
A. 破れが広がり、アッパーに影響を与えることがあります。早めの修理がおすすめです。
Q. どんな素材でも直せますか?
A. 革・布ともに対応可能ですが、素材や状態によって修理方法が変わります。
Q. 修理期間はどれくらい?
A. 一般的に1〜2週間ほど。大掛かりな場合は前後します。
修理費用・納期の目安
修理内容 | 費用(税込) | 納期 |
---|---|---|
ブーツライニング部アテ革修理(部分) | ¥2,200〜 | 約1〜2週間 |
ブーツライニング交換(全体) | ¥15,400〜 | 約2〜3週間 |
お客様の声
- 「破れがキレイに直って感動!」
- 「履き心地がよくなって快適」
- 「外から見えない修理だから嬉しい」

まとめ|ライニング修理でまだまだ履ける!
スエードブーツは外側が丈夫でも、内側のライニングが先に傷むことがあります。
しかし、破れても修理すれば外観を損なわずに快適さを取り戻せます。
「まだ履きたいけど中が破れている…」というブーツも、諦める前にぜひ修理をご検討ください。