砂漠・砂浜レースで完走率を左右する装備、実は「靴」だけじゃない
砂漠や砂浜を走る過酷なマラソンレース――いわゆる「サハラ砂漠マラソン(Marathon des Sables系)」のような超ロングレースをご存じでしょうか?
灼熱、砂、石、長時間。しかも大会によっては装備を背負う『自給自足寄り』の条件で、足元が壊れると一気に終わります。
ここでよくある誤解がこれです。
「砂漠は靴さえ強ければ勝てる(完走できる)」
……実は、違います。
結論から言うと、砂漠・砂浜系レースで選手が【必ず必要】になる装備は、
フルカバー型の砂よけゲイター(アンチサンドゲイター)+靴へのベルクロ固定です。
靴選びはもちろん重要。ですが、最終的に差が出るのは「砂を入れない仕組み」を作れるかどうか。
この記事では、靴の選び方とあわせて、ゲイター前提の「勝ちやすい足元セット」を、分かりやすくまとめます。
体験談|砂が入った瞬間、マメ地獄が始まる(そして走れなくなる)
砂丘を走るイメージって、ふわふわで気持ち良さそうに見えますよね。
でも現実の砂漠・砂浜は、「柔らかい砂」だけじゃありません。
- 硬い砂地(締まってて脚にくる)
- 小石が混じる区間(足裏が削られる)
- 岩っぽい路面(蹴り出しで痛む)
- 砂が靴の中に入り続ける(これが最悪)
特にヤバいのが 「砂が靴に入る」問題。
一度入った砂は、走るたびに中で擦れて、あっという間に
マメ → 皮むけ → 出血 → 激痛 → ペース崩壊 → リタイア
に直結しやすいです。
だから砂漠レース経験者ほど、靴そのものより 「砂対策の完成度」 を最重視します。
そして砂対策の王道が、フルカバー型ゲイター。
多くのゲイターは靴にベルクロで密着させる前提で設計されています。
解決策|砂漠レースは「靴+周辺セット」で勝ちやすい(必須装備はゲイター)
必須装備①:フルカバー型 砂よけゲイター(アンチサンドゲイター)
砂漠系イベントの装備例でも「トレイルシューズ+アンチサンドゲイター」が普通に挙がるくらい、超定番です。
靴の履き口~甲周りを覆って、砂の侵入を物理的に止めます。
必須装備②:靴へのベルクロ固定(ここが甘いと終わる)
ゲイターは「履くだけ」では不十分。
靴側にベルクロ(面ファスナー)を取り付けて固定しないと、ズレて隙間ができ、結局砂が入ります。
固定方法は大きく2つ:
- 接着(ボンド等)
- 縫い付け(ミシン縫製)
砂漠では熱・砂・汗・屈曲が過酷なので、一般的には【縫い付けのほうが安心】とされやすいです(剥がれトラブルを避けたい)。
「靴選びの条件」と「足元セット」が噛み合うと完走が近づく
砂漠・砂浜向けシューズの条件(押さえるべき5つ)
- 厚めクッション:灼熱地面の熱&長時間衝撃を減らす(足裏の焼け・疲労対策)
- ロッカー形状:歩きが混ざっても前に進みやすい(終盤に効く)
- つま先ゆったり:むくみ+砂圧で爪トラブル防止
- 万能アウトソール:深すぎるラグより“砂〜硬い路面”を破綻なくこなす
- ゲイター前提のアッパー:履き口の形状とゲイター相性が重要(ここが実戦で差になる)
つまり、砂漠レースは
「靴の性能」×「砂を入れない仕組み(ゲイター+ベルクロ固定)」
の掛け算で決まります。
そして大会側の必携装備を見ても、砂漠レースは持ち物そのものが過酷対応です。
マラソン・デ・サーブル系の必携品リストでは、バックパック、寝袋、ヘッドライト(一定ルーメン規定あり)、ホイッスル、サバイバルシート、日焼け止め、現金などが挙げられています。
つまり主催者側も「普通のマラソンではない」前提で設計している。足元も同じです。
比較表|砂対策は「なし/中途半端/ガチ固定」で結果が変わる
| 対応策 | 砂の侵入 | マメリスク | 安心感 | 費用感 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 靴だけで走る(ゲイターなし) | × | × | × | 0円 | ▲ |
| ゲイターだけ(靴固定が甘い) | △ | △ | △ | ゲイター代 | △ |
| ゲイター+ベルクロ固定(縫い付け推奨) | ◎ | ◎ | ◎ | 施工費+材料 | ◎ |
「ゲイター買ったのに砂が入る」の原因は、だいたい固定が甘いこと。
だからこそ、勝ちやすいのは 「靴+周辺セット」です。
こんな方におすすめ|砂漠・砂浜レースの足元で失敗したくない人へ
- サハラ系(MDS系)や砂浜ウルトラに挑戦予定
- 砂でマメができやすく、足が弱点になりがち
- シューズは決まったが、ゲイター固定が不安
- ベルクロを貼ったけど、剥がれそうで怖い
- 一度本番でトラブルを経験して「次は対策したい」
口コミ・レビュー引用
「ベルクロがガッチリ固定されて、ゲイターがズレなくなりました。砂が入らず快適!」(お客様の声)
「接着だと不安だったので縫い付けに。結果、安心して本番に行けました。」(お客様の声)
補足Q&A|砂漠用ゲイター&ベルクロ縫い付けのよくある質問
Q1. 砂漠レースって、靴はトレランなら何でもいい?
A. 何でもOKではありません。砂・熱・石・長時間に耐える万能型が安定しやすいです。特にクッションとつま先の余裕は重要です。
Q2. ゲイターはローカットでも必要?
A. 必要になるケースが多いです。砂は足首から入るので、履き口を覆うフルカバー型が定番です。
Q3. ベルクロは接着でも大丈夫?
A. 条件次第ですが、砂漠の熱・汗・屈曲は過酷なので、剥がれ不安を減らしたい場合は縫い付けが安心寄りです。
Q4. ベルクロの位置はどこが正解?
A. ゲイターの形状でベスト位置が変わります。可能ならゲイターも一緒に預けて位置合わせが失敗しにくいです。
Q5. サイズは普段と同じでいい?
A. 砂漠はむくみやすく、砂圧で当たりも出ます。一般的に0.5〜1.0cm上げる人も多いですが、試走で当たりを確認するのが安全です。
Q6. 施工は片足だけ?両足?
A. 砂漠対策は基本「両足」推奨です。片足だけだとトラブルの確率が上がります。
おすすめモデル(実績・相性が出やすい定番)
① 万能&ド定番:HOKA Speedgoat 6 / 7
「クッション」「グリップ」「走れる感」のバランスが良く、砂漠レースでも選ばれやすい枠。

② さらに長丁場寄り:HOKA Mafate 系
Speedgoatよりどっしり長距離寄り。荷物を背負っても崩れにくい。

③ 指先トラブルを避けたい人:ALTRA Olympus(ゼロドロップ慣れが条件)
つま先の余裕が作りやすい。
※ただしゼロドロップはふくらはぎ・アキレス腱に来やすいので、普段から履いて慣れてる人向け。

④ 足幅広めでフィット重視:Topo Athletic MTN Racer 系
「指先ゆったり+踵ホールド」を両立しやすいタイプ。砂が入ってもズレにくいのが強み。

⑤ 素直で堅実:Brooks Cascadia / Salomon Ultra Glide 系
派手さより安定。路面が変わっても破綻しにくい。


まとめ|砂漠レースの必須装備は「ゲイター+ベルクロ固定」。靴は“その前提”で選ぶ
砂漠・砂浜の過酷レースで最重要なのは、足を壊さないこと。
そのために「必ず必要」になりやすい装備が
フルカバー型ゲイター(アンチサンド)+靴へのベルクロ固定です。
靴はもちろん大事。でも、砂漠は靴単体で勝てません。
「靴+周辺セット」を完成させた人が、最後に強いです。
実際、ベルクロを取り付けた画像




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